これがわたしの生きる道
仕事(と言う名目で自己実現)のために、地方出張にいってきた。改めて自分の生き方や、これから自分が目指すところとする生き方について考えた。備忘録的に書き留めておこうと思う。
いつからこんな考えを持ってるかもう覚えてないけど、わたしは人一倍愛郷心というものが強い。いつか滋賀を背負える女になりたいし、いつか日本をひっぱっていく女になりたい。
愛郷心の強さは自己愛の強さから。簡単に言えば、わたしは自分が好きな自分を育ててくれた故郷が好き。わたしは顔も大してかわいくないし、なにか特別な才能があるわけでもない。むしろ不器用で人が普通にできることができなかったりする。でもなぜか自分のことが好き。だって自分だから。
そりゃ思い通りにいかないときもあるし、だれかと比べて足りない部分が多すぎて落ち込むときもあるし、なんで自分には才能がないんだろうかとか、死にたくなるときもあるけど、結局それも含めて自分なわけで。自分のこと本当に好きでいれるのは自分しかいないし、せめて自分だけは自分のこと好きでいようと思う。
人がどう思うとか関係なくて、とにかく自分が好きな自分でいたい。(ジブンジブン書きすぎてゲシュタルト崩壊してきてる笑)
今までは、ただなんとなく漠然と、こっちよりはこっちの方が好きっていう方を選んで生きてきた。その時その時のチャンスに身を任せて生きてきた。ほんとうに才能なんてものは皆無だけど、人当たりと運の良さには恵まれている人生だと思う。
自分で選んできたというよりは、流れに身を任せてきた。冷静になって考えてみると結構中途半端だなって思うところが多くて、そういうところは本当にきらい。
人生で最大の後悔は海外で働くって決めたのに、1年そこらで帰国してしまったこと。病気したくらいで、なんでもっとがんばれなかったんやろうって。今でも思う。
でも一方で今の職場に出会えたことや、それ以降の出会いは、あの時メキシコから帰ってなかったら出会えなかった縁だし、今こうやって、自分がやりたいことについてしっかり現実と向き合いながら考えられていることは、あのとき帰るという決断をしたからだとも思う。思うようにしてる。
なんていうか、宗教っぽい書き方だけど、人は必要なタイミングで必要な人たちと出会うようになってる気がする。
そんな流れに身をまかせる人生ではあったけど、ひとつだけ、昔から思ってることがあって、それは故郷に恩返しがしたいということ。これはわたしの夢であり、使命だと思ってる。で、どんな形でできるかなって考えて思いついたのが、“村をつくる”というまぁまぁ意味がわからないアイデア。でもめちゃくちゃわくわくする夢のアイデア。これが実現できれば、わたしがもってるいくつかの理想を全部叶えることができる最強のプラン。
わたしは日本という国が大好き。わたしがやりたいことっていうのは、ざっくり言うと文化継承。昔からあるものを守り、育てていきたい。
大量生産で作られたものが安く外国から入ってくるようになって、日本の質の良いものや、職人さんがこだわって作ったいいものが売れなくなったり、海外の製品との競争で、安く買い叩かれてしまっている。いろんなもので溢れかえった世の中になってしまったと思う。
せっかく一生懸命作っても売れないとなると、生産量は減少し、いずれ消滅してしまう。そうやって世の中から消えてしまったものって今までにどれくらいあったのだろう。それは植物だったり、技術だったり、モノだったり、想いだったり。
わたしはそういうものを守っていきたい。今日本に必要なのはそういうことな気がする。わたしはそういう生き方がしたい。
今まではなんとなく流れに身をまかせてきた人生だったけど、これからは自分の豊かさのために自分で選ぶ人生にしたい。そう思えるようになったのは、選択の判断材料となるものさしが自分の中でかたまってきたから。いろんな人と出会って、いろんな考え方と出会って、自分にとっての豊かさとか、自分がどういう生きたかをしたいかというのが定まってきたんだと思う。
わたしはとにかく食べることが大好きだからこだわりとか自分のポリシーのベースは食から。でも、結局生産者がどれだけこだわって作っても、選択する側の消費者の価値観が変わらない限り意味がないし、いつまでも大量生産の安いだけの製品を選ぶ価値観しかもってなかったら、まじでこの国はおわり。
とはいっても現実はなかなか厳しいところもあるから、ただ大量生産のものを買うな!って言っているわけじゃなくて、判断基準は価格だけじゃないってことも頭の片隅にあるにおいてほしいなーっていうこと。
少しでもこういう価値観を持った人が増えたらうれしいし、そういう価値観を広められる仕事をしたいと思って次の仕事を選んだ。今の仕事も気に入ってるし、楽しいけど、自分の信条とかポリシーに反してる部分があって、そこに疑問をもつようになって、理想と現実のギャップに若干の辛さを感じるようになった。
今の仕事を辞めて、新しいことに挑戦するということは、安定を捨てることになるし、現実みろよって思われるかもしれないし、ぜんぶがぜんぶ理想通りの生き方はできないかもしれないけど、自分が納得できる生き方がしたい。まだ諦めたくない。
ほんとになに書いてるからわからなくなってきたけど、備忘録ってことで許してね。
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