田舎は好きだがまだ早いという話
史上初の10連休が明けて、日常を取り戻してきた頃。連休明けてからは、朝型の生活を目指して早起きを続けている。朝の余裕は人生の余裕だと自分に言い聞かせて。
わたしの10連休、それはそれは自然に囲まれた10連休だった。実家滋賀県に帰って、そのあとは中国地方周遊の旅。旅の記録はいつか書けたらいいなぁ。
デジタルがない、電波がない(通信制限)と自然を感じる数日間だった。
そして数日間は実家で過ごし、都会へと舞い戻ってきた。
わたしは田舎生まれ田舎育ちの人間、わたしが生まれ育った唯一の土地。そりゃ愛郷心があるし、将来滋賀に村をつくりたいという夢もある。(さらっとデカいこと言っちゃった)
帰国後日本で就職となったとき、地元の企業や知り合いからウチで働かないかとか、一緒に働かないかとか本当に嬉しいお言葉をいただいたが、結局都会へでることにした。
根拠もなにもないけど、自分にはまだ田舎は早すぎると思った。やりたいことが山のようにある、この自分のエネルギーが田舎では消化でききらないんじゃないかと思って、都会を選んだ。
もっとみたい、知りたい、学びたい、働きたい、出会いたい。
この世に生を受けた限り、精一杯命を燃やして生きたい。(そうです、わたしは中二病)
数日田舎で過ごして、感じたことはやはりわたしに田舎はまだ早い。時間を、エネルギーを、持て余してしまう。それに、おいしいごはん屋さんだって、都会に比べると少ない。居心地のいい空間が少ない。おいしいごはんは味だけじゃなくて、その空間も大事。そこで食事をするそのひとときがどれだけ心地よいかだと思う。よく東京(都会)の人は空間にお金払っていると皮肉っぽく言われるけど、すごく大事な感覚だと思う。もちろん田舎にも素敵な空間のお店はあるけど、やっぱり数が少ない。それに、そういうのってひとつだけぽつんとあってもダメ。だからわたしは村を作りたい。
ただほんとに田舎の空気とか自然というものは、無条件に幸福を与えてくれるものだなと思う。吸い込んだ空気いっぱいに幸せを感じる。
そんな毎日もいいなーと思いつつ、今日も満員電車に揺られる朝。
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